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ショートニングは体に悪い?バターとの違いや含まれる食品・代用品を紹介

ショートニングは、パンや焼き菓子の原材料として目にすることが多い食材です。しかし、「そもそもショートニングって何?」「なぜ体に悪いといわれているの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ショートニングについて下記を中心にわかりやすく解説しています。

・ショートニングとは?
・バターやマーガリンとの違い
・ショートニングを含む食品の例
・ショートニングが体に悪いといわれる理由

具体的にショートニングを避ける方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ショートニングとは?

ショートニングとは、動物油や植物油を原料にした固形の食用油脂です。見た目は白いクリーム状でほとんど水分を含まず、味も香りもありません。伸びがよいため生地に混ぜやすく、サクサクとした軽い食感を引き出せるので、パンやケーキ、クッキーによく使われています。

ショートニングの発祥はアメリカで、ラードの代用品として生まれました。名称の由来は「サクサクほろほろ食感」を意味する「shorten」からきています。

バターやマーガリンとの違い

ショートニングとバター、マーガリンは似ているように見えますが、どのような違いがあるのでしょうか。ここでは、バターやマーガリンとの違いを解説します。

バターとの違い

バターとショートニングの違いは、原材料と仕上がりの風味・食感です。

バターの原料は牛乳由来の動物性油脂なのに対して、ショートニングの主な原料は大豆や菜種を由来とする植物性の油脂です。

バターを使用した焼き菓子は、香りが豊かでしっとりとした食感が楽しめます。一方のショートニングは素材の風味を引き立たせつつ、サクッとした食感になるのが特徴です。

マーガリンとの違い

マーガリンとショートニングの違いは、成分構成と風味です。

どちらも植物性油脂が使われているのは同じですが、マーガリンに含まれる油脂が約80%なのに対し、ショートニングはほぼ100%油脂でできています。

マーガリンには、油脂のほかに水分や乳成分が含まれています。また食塩や砂糖、ビタミン類が加えられているため、無味無臭のショートニングとは違い、味や風味があるのも特徴です。

ショートニングを含む食品の例

ショートニングを使った食品は身近に多く、具体的には下記のようなものがあります。

・クッキー
・ケーキ
・パン
・スナック菓子
・揚げ物類
・レトルト食品
・冷凍食品
・アイスクリーム
・ファストフード

ショートニングは焼き菓子や揚げ物類だけでなく、チャーハンやパスタなどの冷凍食品やアイスクリームなど、さまざまな食品に含まれています。カラッと揚がる特徴をいかして、ファストフードなどの業務用揚げ油として使われていることも。

サクッとした食感のものや、ふんわりと口あたりのよいものには、ショートニングが使われていることが多いです。

ショートニングが体に悪いといわれる理由

ショートニングが体に悪いといわれる理由は、ショートニングに含まれるトランス脂肪酸にあります。

トランス脂肪酸とは、三大栄養素である脂肪を構成する脂肪酸のひとつです。植物油からショートニングを製造する工程で生じます。

トランス脂肪酸を過剰摂取すると、血液中の悪玉コレステロールが増え、心筋梗塞などの冠動脈疾患のリスクが高まることが指摘されています。そのため、海外では使用が規制されているところも少なくありません。

WHO (世界保健機関)による摂取勧告量は、総エネルギー量の1%未満です。1日あたりおよそ2gに相当します。ショートニングで計算すると1日あたり約15g、レシピにもよりますが小ぶりなパンだと10個分ぐらいになります。

一般的な日本人の食生活では、トランス脂肪酸の摂取量がWHOの基準を超える可能性は低いですが、スナック菓子や揚げ物好きな方や、食べる量が多い方は注意する必要があります。

ショートニングを避けるには?

食感をよくするため、さまざまな食品に含まれているショートニング。気づかないうちに口にしていることも多そうですよね。

ここからは、ショートニングを避けるための具体策を3つお伝えします。

1.加工食品を食べる頻度を減らす

ショートニングを避ける簡単な方法は、加工食品を食べる頻度を減らすことです。

加工食品にはどれくらいの量のショートニングが入っているか確認できません。そのためお惣菜をよく食べたり、外食したりすることが多い方は、知らず知らずのうちにショートニングを摂りすぎている可能性があります。

ショートニングの摂取量を抑えるには「安心できる原材料を使用した食品を買う」「できる範囲で自炊を増やす」「スナック菓子の量を減らす」ことが近道といえます。

2.原材料表示をチェックする

食品のパッケージの裏には原材料表示があり、材料と食品添加物が記載されています。食品を選ぶ際は、ショートニングが含まれているかどうか原材料表示を確認してみましょう。

またトランス脂肪酸を避けるためには、ショートニングのほかに「食用精製加工油脂」や「マーガリン」の表示があるものも控えた方がよいといえます。

3.ショートニングに代用できるものを使う

ショートニングに代用できるものを使うのも一つの方法です。代用できる油脂は主に「ラード」「バター」「オリーブオイル」の3種類があります。

ラード

ラードは豚の油脂からできています。ラードの代わりとして開発されたのがショートニングなので、代用品としては適任です。

ラードを使うとクッキーはサクサクとした食感になりますし、パンはショートニングを使用したときのようにふんわりとした焼き上がりになります。

バター

焼き菓子やケーキをしっとり食感に仕上げたい場合は、バターで代用するのが向いています。

ただし、小麦粉や卵などバター以外の香りや味をしっかり出したいときは、バターの風味が邪魔してしまうこともあるため注意しましょう。

オリーブオイル

モチっとした食感に仕上げたいフォカッチャのようなパンやピザ生地を作る場合は、オリーブオイルで代用するのがおすすめです。

ただしオリーブオイルは香りが強いので、お菓子作りでショートニングの代わりに使うのには向いていません。

ショートニングに含まれるトランス脂肪酸の摂りすぎには気をつけよう

ショートニングは、クッキーやケーキなどの焼き菓子から冷凍食品や加工食品まで、身近な食品に含まれています。

近年は製造方法が改良され、ショートニングに含まれるトランス脂肪酸の量は減少傾向にあります。とはいえ健康へのリスクを考えると、トランス脂肪酸の摂取量には気をつけておきたいところ。

外食を控えてなるべく自炊したり、原材料表示をチェックしてショートニングが含まれていない食品を選んだりするなど、普段から意識して行動することが大切です。脂質全体の摂取バランスを配慮して、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

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