カフェインレスとは？摂取する効果やデメリット・おすすめコーヒーも紹介
コーヒーや紅茶を飲む習慣がある人のなかには「カフェインを控えたい」と考える方もいるでしょう。そんなときに役立つのがカフェインレス商品です。
カフェインレスとは、カフェインを取り除いたもののことを指し、妊娠中・授乳中の女性やカフェインに敏感な体質の方も安心して楽しめます。
本記事では、そんなカフェインレスについて下記を中心に解説しています。
・そもそもカフェインとは
・カフェインレスとは
・カフェインレスの食品・飲み物を摂取するメリット・注意点
おすすめのカフェインレスコーヒーも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそもカフェインとは
カフェインは、アルカロイドという植物由来の成分の一種で、覚醒作用や集中力の向上などの効果があることで知られています。まずは、カフェインが含まれる食品や摂取量の目安など、基礎知識をおさえておきましょう。
カフェインが含まれる食品・飲み物一覧
カフェインは、コーヒー豆や茶葉、カカオ豆、ガラナ（植物の実）を原料とする食品や飲み物に含まれています。
カフェインが含まれる食品・飲み物の一覧は以下の通りです。100ml（g）あたりのカフェイン含有量も併せて参考にしてください。
・エナジードリンク32～300mg
・玉露160mg
・高カカオチョコレート60～120mg
・コーヒー60mg
・紅茶30mg
・せん茶20mg
・ほうじ茶20mg
・玄米茶10mg
・ウーロン茶20mg
・純ココア20mg
・コーラ飲料10mg
参考：カフェインの過剰摂取について｜農林水産省、高カカオをうたったチョコレート｜厚生労働省、日本食品標準成分表2020年版（八訂）｜文部科学省
カフェインは、コーヒーやお茶だけでなく、チョコレートやココア、コーラ飲料、エナジードリンクなどにも含まれています。
カフェインの摂取量の目安
カフェインは、健康な大人の場合で1日あたり400mgまで、妊娠中や授乳中の方は200～300mgまでであれば、健康への悪影響はないとされています。
コーヒーでいうと、健康な大人の方はマグカップ3杯まで、妊娠中や授乳中の方はマグカップ2杯までを目安にするとよいでしょう。
ただ、カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、少量であっても影響を受ける人もいれば、より多く摂っても問題なく感じる人もいます。自分の体と相談しながら摂取量を調整することが大切です。
カフェインレスとは
カフェインレスとは、もともとカフェインを含む原材料からカフェインを除去した商品のことを指します。コーヒーの場合、カフェインを90％以上除去したものを「カフェインレス」と表示できます。
デカフェやノンカフェインとの違い
デカフェとは、コーヒーや紅茶などカフェインを含むものからカフェインを抜いたものを指し、基本的にはカフェインレスと同義です。
ノンカフェインは、もともとカフェインを含まない食品や飲み物、たとえばハーブティーやルイボスティーなどを指し、カフェインレス・デカフェ商品とは区別されます。
カフェインレスの食品・飲み物を摂取するメリットや効果は？
カフェインレス商品を摂取する主なメリットは、以下の3点です。
・睡眠への影響が少ない
・妊娠中・授乳中でも楽しめる
・カフェインの過剰摂取を防げる
それぞれ詳しくみていきましょう。
睡眠への影響が少ない
カフェインレス商品の魅力は、時間を選ばずにいつでも楽しめる点です。
カフェインには覚醒作用があるため、夕方以降に摂取すると睡眠に悪影響を及ぼす場合があります。夜にコーヒーを飲んだあと、寝付きが悪くなってしまった経験をお持ちの方は多いでしょう。
カフェインレス商品なら睡眠を妨げる心配がないので、夜のリラックスタイムでも気兼ねなく味わえます。
妊娠中・授乳中でも楽しめる
妊娠中や授乳中の女性は、1日200～300mgまでとカフェインの摂取を控えるよう推奨されていますが、カフェインレス商品なら安心して楽しめます。
赤ちゃんへのカフェインの影響を避けつつ、コーヒーやお茶を楽しめることは、ストレスを感じがちな妊婦さんや授乳中のママにとって大きなメリットといえるでしょう。
カフェインの過剰摂取を防げる
カフェインの過剰摂取を防げる点も、カフェインレス商品のメリットです。
カフェインは集中力の向上や疲労感の軽減などの効果がある一方、過剰に摂取すると人によっては頭痛や胃痛、不眠などを引き起こすことも。カフェインレス商品であれば、過剰摂取による副作用を気にせず、お茶やコーヒーの香りや味わいを満喫できます。
カフェインレスの食品・飲み物を摂取するデメリット・注意点
カフェインレス商品には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。ここでは注意点を3つ紹介します。
・味や香りが物足りない場合がある
・商品が限られている
・値段が高め
味や香りが物足りない場合がある
カフェインレスのコーヒーや紅茶のデメリットとして、通常の商品と比べて風味が物足りなく感じやすい点があげられます。カフェインを取り除く工程で、味や香りの成分も一緒に抜けてしまうためです。
最近は、カフェイン除去技術の向上や抽出の工夫などにより、おいしく飲める商品も増えているため、自分に合うものを探してみましょう。
商品が限られている
カフェインレス商品は、通常の商品に比べると選択肢が限られています。
カフェインレスの市場は拡大傾向にありますが、特定のブランドや種類に限定されることが多く、多様性にはまだ欠けます。好みの商品を見つけるまで、時間がかかるかもしれません。
値段が高め
カフェインを除去するには特別な工程が必要なため、カフェインレス商品は通常のものより価格が高く設定されている場合が多いです。
カフェインレス商品は、コーヒーを飲みすぎてしまったときや夕方以降のカフェイン摂取を控えたいときなど、必要に応じて適宜取り入れるなどの工夫が必要といえます。
パントリー＆ラッキーで買える！おすすめのカフェインレスコーヒー
最後に、パントリー＆ラッキーで取り扱っている健友交易のカフェインレスコーヒーを紹介します。
健友交易カフェインレスオーガニックコーヒー
健友交易のカフェインレスオーガニックコーヒーは、有機栽培されたアラビカコーヒー豆のみを使用したインスタントコーヒーです。
風味を損ねることなく、カフェインを99.8%以上カットしているので、コーヒー感を求める方にもおすすめできます。高品質な有機アラビカコーヒーならではの豊かな香りとまろやかな味わいをお楽しみください。
シーンにあわせてカフェインレス商品を取り入れよう
カフェインレス商品なら、妊娠中や授乳中の方も安心して楽しめるほか、就寝前にも気兼ねなくコーヒーや紅茶を楽しめます。また、仕事中にもカフェインの摂取を避けながら気分転換が可能です。
健康を重視してカフェイン摂取を控えたい人にとっては、カフェインレス商品がよい選択肢になるでしょう。自身の体調やライフスタイルにあわせて、取り入れてみてくださいね。
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