【加工食品の選び方】3つのポイントと食品表示の見方を解説
レトルト食品や冷凍食品、缶詰など、私たちの周りには手軽に食べられるおいしいものがたくさんありますよね。
このような加工食品を選ぶとき、価格だけを見て決めていませんか。もちろん価格も重要な基準のひとつですが、このほかにもチェックしてほしいポイントがあります。
そこで本記事では、加工食品について下記を中心にわかりやすく解説しています。
・加工食品の種類とメリット・デメリット
・加工食品の選び方
・加工食品の食品表示の見方
また、パントリー&ラッキーで買える無添加の加工食品も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
加工食品とは
加工食品とは、加熱したり調味したりするなど、食材に何らかの手を加えたものです。かまぼこやハム、お菓子、缶詰などさまざまな食品が該当します。
食材の保存性を高めたり、色や香り、味をととのえたりするほか、調理時間も短縮できるため、忙しい現代人にとって欠かせないものです。
加工食品の種類一覧
では、加工食品にはどのような種類があるのか具体例とともにみていきましょう。
加工食品の種類と具体例
・水産練り製品(例:ちくわ・かまぼこ)
・肉加工品(例:ハム・ソーセージ)
・乳加工品(例:ヨーグルト・チーズ)
・野菜加工品(例:トマト缶・漬け物)
・果実加工品(例:果実缶・ジャム)
・油脂食品(例:サラダ油・マーガリン)
・嗜好食品(例:コーヒー・茶)
・調味料(例:しょうゆ・みそ)
・菓子類(例:アメ・チョコレート)
・冷凍食品(例:餃子・チャーハン)
・レトルト食品(例:カレー・パスタソース)
・インスタント食品(例:カップ麺・即席スープ)
このほかにも麺やパン、ジュースも加工食品の一種で、さまざまなものが挙げられます。
加工食品のメリット・デメリット
続いて、加工食品のメリットとデメリットをそれぞれみていきましょう。
メリット
・調理が簡単ですぐに食べられる
・長期間保存できる
・安価に手に入る
デメリット
・素材そのものの栄養が失われる
・添加物が多くなりがち
・塩分や糖分が多い
加工食品のメリットは、長期間保存できるうえ、そのまま食べられたり、温めたりするだけで調理が済むことです。比較的安価なのも魅力ですよね。
一方で、加工する過程で素材の栄養素が失われることがあるほか、調味料や添加物が多くなりがちなのがデメリットといえます。加工食品の利用頻度が高くなると、糖分や塩分の過剰摂取につながってしまいます。
加工食品の選び方
では、加工食品はどのようなものを選べばよいのでしょうか。選び方のポイントは下記の3つです。
・添加物の種類が少ないものを選ぶ
・加工度合いの低いものを選ぶ
・砂糖や人工甘味料が多く入っているものは避ける
それぞれを具体的に解説します。
添加物の種類が少ないものを選ぶ
できるだけ添加物の種類が少ないものを選びましょう。加工食品は、長期保存したり味や色をととのえたりするために、さまざまな添加物が含まれているものが多いです。
原材料表示欄の「/(スラッシュ)」のあとに記載されているのは添加物なので、チェックする習慣をつけてくださいね。
加工度合いの低いものを選ぶ
加工食品は、できるだけ加工度合いの低いものを選びましょう。加工度合いが高いほど添加物や調味料が多く含まれている可能性があるためです。
たとえば、冷凍うどんの場合、肉やカレーなど具材があるものは、添加物や調味料の量が増える傾向にあります。時間に余裕があるときは、麺のみを購入して具材は自炊するのがおすすめです。
砂糖や人工甘味料が多く入っているものは避ける
原材料表示を確認して、砂糖や人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムKなど)が多く入っているものは避けましょう。砂糖は使われていないものの、ぶどう糖や果糖、乳糖が含まれていることもあります。
加工食品は誰もがおいしく感じられるように、甘味料や添加物が多く使われがちです。加工食品に頼りすぎると、糖分や塩分を過剰摂取してしまう可能性があるので注意してくださいね。
できるだけ添加物を抑えた加工食品を購入したいという方は、パントリー&ラッキーでのお買い物がおすすめですよ。
加工食品の食品表示の見方
続いて、加工食品の「食品表示」はどのような点に注目すればよいかみてみましょう。
加工食品は「食品表示法」により、次のような情報の記載が義務づけられています。
・原材料名(原材料、添加物、アレルゲン)
・内容量
・賞味期限または消費期限
・保存方法
・製造者、製造場所
・栄養成分表示
これらのうち、とくにチェックしたいポイントは下記の3つです。
1.原材料名:添加物が多くないか
2.製造場所:どこで作られているか
3.栄養成分表示:カロリーや塩分は多すぎないか
では、それぞれの具体的なポイントを解説していきます。
1.原材料名:添加物が多くないか
原材料名は使用量が多い順に記載され「/(スラッシュ)」のあとに添加物が表示されています。添加物の種類が多すぎないかを確認しましょう。
また、もっとも多く使われている原材料には「原産地表示」が義務化されています(輸入品は除く)。国産にこだわりたい方はチェックしてみてくださいね。
ただし、原材料に「加工食品」が使われている場合は「製造地」が表示されるため、原産地まではわかりません。
例)原材料名:小麦粉(国内製造)
※小麦粉は加工食品に該当するため、原産地ではなく「製造地」が表示される(つまり、小麦粉の原料である「小麦」の原産地はわからない)。
2.製造場所:どこで作られているか
加工食品には製造場所も表示されています。生産コストを抑えるために、海外で製造されているものも少なくありません。輸送に時間がかかる分、より多くの添加物が使われていることもあります。
輸入品であれば、原産国名(製造した国)と輸入者名が表示されているので、参考にしてくださいね。
3.栄養成分表示:カロリーや塩分は多すぎないか
栄養成分表示には「エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量」が記載されています。
厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」による1日の推定エネルギー必要量(活動レベル普通:18~64歳の場合)は、男性2,600~2,700kcal、女性1,950~2,050kcal。食塩相当量の1日目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
3食すべてを加工食品で済ませてしまうと、あっという間にカロリー&塩分過多になることもあるので、栄養成分表示も意識して見るようにしましょう。
加工食品を選ぶ際は食品表示をしっかりチェックしよう
加工食品は、長期保存ができて調理が簡単なため、現代の食生活では欠かせないものですが、添加物や糖分、塩分が多くなりがちです。
加工食品を選ぶ際は、食品表示をしっかりとチェックしましょう。できるだけ添加物の種類が少ないものや加工度合いの低いもの、カロリーや糖分、塩分が多すぎないものを選ぶのがおすすめです。
すべての食事を自炊するのはとても大変ですよね。選び方のポイントや食品表示の見方を押さえて、加工食品をうまく活用しましょう。
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