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安息香酸ナトリウムの危険性は?含まれる食品や摂取量を減らすコツも

保存料として広く利用されている「安息香酸ナトリウム」。清涼飲料水をはじめ、多くの食品に含まれていますが、具体的にどんな食品に入っているのかや安全性について詳しく知っている方は少ないかもしれません。

そこで本記事では、安息香酸ナトリウムについて下記を中心に解説しています。
 ・安息香酸ナトリウムとは
 ・安息香酸ナトリウムは何に入っている?含まれる食品は?
 ・安息香酸ナトリウムは体に悪い?発がん性などの危険性はある?
 ・安息香酸ナトリウムの摂取量を減らすコツ

最後に安息香酸ナトリウム不使用のおすすめ商品も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

安息香酸ナトリウムに限らず、できるだけ添加物の摂取を控えたいという方は、無添加食品を扱うパントリー&ラッキーのオンラインショップをご利用ください。

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安息香酸ナトリウムとは

安息香酸ナトリウムは、保存料として広く用いられている添加物です。食品の腐敗や変敗の原因となる微生物の増殖を抑制し、保存性を高める働きがあります。

日本では1948年に食品添加物として指定され、清涼飲料水をはじめ幅広く使用されています。安息香酸ナトリウムは、化学的な合成により製造されていますが、自然界にも存在しており、クランベリーやすもも・梅の果実・笹の葉などに含有することが知られています。

 

安息香酸ナトリウムは何に入っている?含まれる食品は?

添加物として安息香酸ナトリウムの使用が認められている食品は、以下の通りです。このほかの食品への使用は認められていません。
 ・キャビア
 ・マーガリン
 ・清涼飲料水
 ・シロップ
 ・醤油
 ・菓子製造用の果実ペースト及び果汁

参考:用途別主な食品添加物|東京都保健医療局

醤油やシロップ、清涼飲料水の場合は「1kgにつき0.60g以下でなければならない」と、食品ごとに使用量が定められています。

安息香酸ナトリウムは体に悪い?発がん性などの危険性はある?

結論からいうと、安息香酸ナトリウム自体には発がん性は認められていません。

しかし、2006年の研究では、清涼飲料水中でアスコルビン酸(ビタミンC)と反応すると、発がん性物質の「ベンゼン」が微量に生成される可能性が指摘されました。

現在、国際清涼飲料協議会(ICBA)が作成したベンゼン生成を低減するためのガイドラインに基づいて、業界全体で製造方法や成分の変更などの対策が進められています。

なお、ベンゼンのリスクに関しては、環境由来のものと比べて食品からの摂取リスクは低いとされています。万が一食品からベンゼンを摂取したとしても、発がんリスクが増える可能性は低く、安息香酸ナトリウムを含む食品を摂取したからといって、必ずしも健康に悪影響があるわけではありません。

参考:清涼飲料水中のベンゼンに関するQ&A|厚生労働省

 

安息香酸ナトリウムの摂取量を減らすコツ

安息香酸ナトリウム自体に発がん性はないものの、できるだけ避けたいと考える方もいるでしょう。ここでは、日常生活で簡単にできる安息香酸ナトリウムの摂取量を減らすコツを3つご紹介します。
 ・マーガリンよりバターを選ぶ
 ・飲み物は炭酸水や水など添加物が少ないものを選ぶ
 ・醤油は伝統的な製法で作られているものを購入する

それぞれ詳しく説明します。

マーガリンよりバターを選ぶ

マーガリンには、保存料として安息香酸ナトリウムの使用が許可されています。実際にマーガリンに安息香酸ナトリウムが含まれるケースは少ないようですが、確実に安息香酸ナトリウムを避けたい方は、バターを選ぶとよいでしょう。バターには安息香酸ナトリウムの使用はできません。

バターを選ぶ際も原材料表示を確認し、シンプルな原料のものを選ぶことが重要です。

飲み物は水や炭酸水など添加物が少ないものを選ぶ

ジュースや栄養ドリンク、エナジードリンクには、保存料として安息香酸ナトリウムが含まれることが多いです。

そういった甘い飲み物を好む方は、水や炭酸水などできるだけシンプルな飲み物を選ぶ機会を増やしていきましょう。安息香酸ナトリウムの摂取を控えるだけでなく、糖分の過剰摂取も防げます。

また、水や炭酸水ならどんな食事にも合わせやすく、体に必要な水分補給も行えます。

醤油は伝統的な製法で作られているものを購入する

日本人の食生活に欠かせない醤油にも、安息香酸ナトリウムが含まれることがあります。安息香酸ナトリウムをはじめ、添加物を避けたい方は「本醸造」や「天然醸造」と記載された伝統的な製法で作られた醤油を選ぶとよいでしょう。

添加物を加えず、昔ながらの方法で発酵させた醤油は、味わいが豊かで食材の風味を引き立ててくれます。醤油の選び方やおすすめの無添加商品は、下記の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらもご覧ください。

関連記事:醤油に含まれる添加物とは?スーパーで買えるおすすめ無添加商品も紹介

安息香酸ナトリウムが気になる方は無添加食品を選ぼう

安息香酸ナトリウムは、保存料としてさまざまな食品に含まれており、完全に避けるのは難しいかもしれません。しかし、コツをおさえれば摂取量を減らすことは可能です。

「マーガリンよりもバターを選ぶ」「飲み物は水や炭酸水を選ぶ」「伝統的な製法で作られる醤油を使う」など、日々の選択を意識することが大切です。今回ご紹介したコツを参考に、無理なく続けられる範囲で見直していきましょう。

 

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パントリー&ラッキーは、食(おいしい)は愛(うれしい)をコンセプトに、食品添加物を極力使わない本物の食品を届けるスーパーマーケットです。徹底的に品質にこだわり、厳選した商品を実店舗とオンラインショップにて販売しています。
 ・安息香酸ナトリウムが使われていない食品を選びたい
 ・添加物や農薬の影響が気になる
 ・口に入れるものには原材料からこだわりたい

という方は、ぜひパントリー&ラッキーの無添加食品をチェックしてみてくださいね。

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安息香酸ナトリウム不使用のおすすめ食品3選

健康的な食生活を送るために、安息香酸ナトリウムなどの添加物を避けたいと考える方は多いでしょう。ここでは、素材の味を活かした無添加食品を3つご紹介します。
 ・アルプス信州りんごジュース
 ・パントリー&ラッキー超特選丸大豆醤油淡口
 ・カナダズベストメープルシロップアンバーリッチテイスト

ご紹介する商品はすべてパントリー&ラッキーのオンラインショップで購入可能です。気になる商品があれば、商品ページにて詳細をチェックしてみてください。

アルプス信州りんごジュース

長野県産の新鮮なりんごを100%使用した「アルプス信州りんごジュース」は、濃縮還元せずに作られたストレートジュースです。

砂糖を加えずに自然の甘さだけで仕上げられており、すっきりとした味わいが楽しめます。

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パントリー&ラッキー超特選丸大豆醤油淡口

パントリー&ラッキーの超特選丸大豆醤油淡口は、選び抜かれた丸大豆を使ったこだわりの本醸造醤油です。淡口タイプでありながら、その味わいは深く、豊かな香りとまろやかな旨みが特徴です。

和食はもちろん、洋食や中華料理にも幅広く使え、料理の可能性を広げてくれる一品です。

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カナダズベストメープルシロップアンバーリッチテイスト

カナダの豊かな自然が育んだ、上質なメープルシロップ。深みのあるリッチな味わいで、甘さと香りが絶妙なバランスです。

甘さの中にもほのかな苦味とコクが感じられ、パンケーキやワッフル、ヨーグルトなど、幅広いデザートにマッチします。料理の隠し味としても使え、さまざまなレシピの幅を広げてくれる一品です。

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