醤油に含まれる添加物とは?スーパーで買えるおすすめ無添加商品も紹介
日々の料理に欠かせない醤油。しかし、そのなかには保存料や甘味料などさまざまな添加物が含まれていることをご存じでしょうか?毎日使う調味料だからこそ、こだわりのものを選びたいですよね。
そこで本記事では、醤油に含まれる添加物について下記を解説していきます。
・醤油にはなぜ添加物が入っているの?
・醤油に含まれている主な添加物
・添加物の少ない醤油を選ぶときのポイント
スーパーで買えるおすすめ商品も紹介しますので「おいしい無添加醤油を探している」という方は、ぜひ参考にしてください。
醤油にはなぜ添加物が入っているの?
市販されている醤油の多くには、添加物が含まれています。添加物が使われる主な理由は、製品の保存性を高めて、風味や色合いを一定に保つためです。また、消費者の嗜好に応えるために甘味やとろみを加えるなど、風味の調整にも添加物が使われています。
「添加物が含まれる=悪い醤油」というわけではありません。食品添加物は、使用基準や量が厳しく定められており、基準内で使用されている場合は安全とされています。そのため、添加物の含まれる醤油を過度に避ける必要はないでしょう。
とはいえ、できるだけ自然なものにこだわりたい方や添加物に敏感な方は、無添加の醤油を選ぶことをおすすめします。パントリー&ラッキーでは、無添加の醤油を多数取り扱っているので、気になる方はぜひオンラインショップをのぞいてみてください。
醤油に含まれている主な添加物
醤油に含まれる添加物にはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、醤油に含まれている添加物とその役割を解説します。
・アミノ酸等(調味料)
・ステビア、サッカリンナトリウム(甘味料)
・安息香酸ナトリウム(保存料)
・カラメル色素(着色料)
それぞれ詳しくみていきましょう。
アミノ酸等(調味料)
アミノ酸はうまみ調味料として知られる添加物です。醤油にコクを与えて風味を豊かにし、おいしさを引き出す効果があります。
ステビア、サッカリンナトリウム(甘味料)
醤油に甘味をつけるために、ステビアやサッカリンナトリウムなどの甘味料が使われることもあります。
九州や北陸などではとくに甘い醤油が好まれるため、うま味調味料とともに甘味料が添加されていることが多いです。
安息香酸ナトリウム(保存料)
安息香酸ナトリウムは、食品の品質低下の原因となる微生物の増殖を抑制し、保存性を高めるために使用される添加物です。
水に溶けやすい性質があるので、醤油にも保存料としてよく使用されています。
カラメル色素(着色料)
カラメル色素は、醤油を着色したり色を調整したりするために加えられる添加物です。
カラメル色素はカラメルⅠ、カラメルⅡ、カラメルⅢ、カラメルⅣの4種類に分類されます。原材料表示では「カラメル色素」「着色料(カラメル色素)」と表示されるため、どのカラメル色素の種類までは確認できません。
アルコール
アルコールは醤油の製造中にも生成されますが、白カビの発生を防ぎ保存性を高めるために添加物として加えられることもあります。
たとえば、塩分濃度の低い醤油や静菌力が十分でない醤油の場合に、アルコールが添加されていることが多いです。
添加物の少ない醤油を選ぶときのポイント
添加物の少ない醤油を選びたい方は、下記の3つのポイントに着目してみてください。
・本醸造や天然醸造と記載されたものを選ぶ
・原材料がシンプルなものを選ぶ
・国産丸大豆を使用したものを選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
本醸造や天然醸造と記載されたものを選ぶ
醤油の作り方は、本醸造方式と混合醸造方式、混合方式の3種類があります。そのなかでも伝統的な製造方法である「本醸造方式」を選ぶとよいでしょう。さらに本醸造方式のなかでも、下記のJAS基準を満たす醤油は「天然醸造」と表示できます。
・本醸造方式で製造されている
・発酵を促進させるための酵素や添加物を使用していない
・保存料、甘味料などの添加物を使っていない
製造方式はラベルに記載されているので、購入前にチェックしてみましょう。
原材料がシンプルなものを選ぶ
本醸造方式で作られていても、保存料や甘味料などの添加物が含まれる場合があります。購入の際は、原材料表示までしっかり確認することが大事です。具体的には、丸大豆・小麦・塩など原材料がシンプルであるもの、また原材料表示の「/」以降に添加物が記載されていないものを選びましょう。
パントリー&ラッキーでは無添加の醤油を多数取り扱っております。本醸造・天然醸造の醤油を探している方は、パントリー&ラッキーでのお買い物がおすすめですよ。
国産丸大豆を使用したものを選ぶ
醤油には「丸大豆」と「脱脂加工大豆」を使ったものがあります。脱脂加工大豆とは、丸大豆から油を取り除いたもので、製造する過程で石油由来のヘキサンという溶剤を使用します。
ヘキサンは最終的に商品に残留しないとされていますが、気になる方は国産の丸大豆を使用した醤油を選ぶとよいでしょう。
スーパーで買える!無添加醤油おすすめ5選
ここからは、おすすめ無添加醤油を5つ紹介します。
・パントリー&ラッキー超特選丸大豆醤油
・伊藤商店がんこたまり
・末廣醤油龍野本造りうすくちしょうゆ
・井上本店イゲタ天然醸造醤油
・チョーコー醤油超特選減塩醤油
甘味料や保存料などの添加物や、遺伝子組み換え大豆を使用していない醤油をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
なお今回ご紹介している商品は、すべてパントリー&ラッキーのオンラインショップからご購入いただけます。
パントリー&ラッキー超特選丸大豆醤油
遺伝子組み換えでない丸大豆を100%使用したパントリー&ラッキーオリジナルの超特選丸大豆醤油です。小麦をふんだんに使用し、米を加えることで、うま味の高い醤油に仕上げました。
濃厚なうま味が特徴の「濃口」と、まろやかな甘味が楽しめる「淡口」を販売中です。
伊藤商店がんこたまり
伊藤商店のがんこたまりは、国産大豆と天日塩だけで作られた「天然醸造」のたまり醤油です。杉桶で3年間じっくり熟成させて作られています。
特徴は、コクがあるのにさらりとした舌触りとキレのよい味わい。普段お使いの醤油と同じようにお使いいただけます。
末廣醤油龍野本造りうすくちしょうゆ
厳選した国産丸大豆と小麦を100%使用した「天然醸造」のうすくち醤油。創業明治12年、140年以上の歴史をもつ醤油蔵で作られた逸品です。
香りがよく豊かな風味が特徴で、だしや食材そのものを活かす和風料理に向いています。少量でも塩味が効くので、普段うすくち醤油になじみのない方にもおすすめです。
井上本店イゲタ天然醸造醤油
国産の丸大豆と小麦、オーストラリア産の天日塩を使用した「天然醸造」醤油です。じっくり2年の歳月をかけて、ていねいに熟成させて作られています。
まろやかで豊かな香りが特徴の「濃口」と、やわらかな味で素材のうま味を引き立てる「淡口」を販売中です。
チョーコー醤油超特選減塩醤油
塩分を控えたい方には、チョーコー醤油の超特選減塩醤がおすすめです。「追い麹仕込み」という特殊な製法により、おいしさはそのままに塩分50%カットを実現しています。
丸大豆仕込みの減塩醤油をお探しの方は、ぜひお試しください。
無添加醤油のまろやかな味わいを楽しもう!
市販されている醤油の多くには保存性を高めたり、風味を調整したりするために添加物が使われています。添加物の使用基準や量は明確に定められており、安全とされていますが「口に入れるものにはこだわりたい」という方は無添加の醤油を選んでみましょう。
昔ながらの製法で作られた無添加醤油は、まろやかで深い味わいが楽しめますよ。醤油蔵やメーカーによっても味が変わるので、お気に入りの醤油を見つけてみてくださいね。
下記の記事では、調味料の「さしすせそ」とみりん・料理酒の選び方を解説しています。「醤油以外の調味料も気になる」という方は、こちらも参考にしてください。
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無添加食品ならパントリー&ラッキー
パントリー&ラッキーは、食(おいしい)は愛(うれしい)をコンセプトに、食品添加物を極力使わない本物の食品を届けるスーパーマーケットです。徹底的に品質にこだわり、厳選した商品を実店舗とオンラインショップにて販売しています。
・醤油に含まれる添加物が気になる
・無添加でおいしい醤油を探している
・原材料にこだわった調味料を購入したい
という方は、ぜひパントリー&ラッキーのオンラインショップをのぞいてみてください。